“はえぎわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
生際95.3%
生端2.3%
髪際2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神尾主膳の面は、左右の眉の間から額の生際はえぎわへかけて、牡丹餅大ぼたもちだいの肉をぎ取られ、そこから、ベットリと血が流れているのです。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
色は浅黒く、髪の毛には波を打ったような癖が目立って、しか生端はえぎわ薄く、それを無造作に何時いつも櫛巻きにしていた。
死剣と生縄 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
色気の有る物にゃア仏様でもかないませんね、女がお参りに来なくっちゃアいけません、何うも鼻筋の通った口元の締ったとこ左團次さだんじに似て、あごの斯う…髪際はえぎわや眼のとこは故人高助たかすけにその儘で