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けいさつ
ふりがな文庫
“
警察
(
けいさつ
)” の例文
しかし
仮
(
か
)
りに
貴方
(
あなた
)
の
云
(
い
)
う
所
(
ところ
)
が
真実
(
しんじつ
)
として、
私
(
わたくし
)
が
警察
(
けいさつ
)
から
廻
(
まわ
)
された
者
(
もの
)
で、
何
(
なに
)
か
貴方
(
あなた
)
の
言
(
ことば
)
を
抑
(
おさ
)
えようとしているものと
仮定
(
かてい
)
しましょう。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
そこから
着目
(
ちゃくもく
)
してある
程度
(
ていど
)
の
内偵
(
ないてい
)
を
進
(
すす
)
めて、その
容疑者
(
ようぎしゃ
)
を、べつべつに
任意出頭
(
にんいしゅっとう
)
の
形
(
かたち
)
で
警察
(
けいさつ
)
へ
呼
(
よ
)
び
出
(
だ
)
し、
井口警部
(
いぐちけいぶ
)
が
直接
(
ちょくせつ
)
に
訊問
(
じんもん
)
してみた。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
「
私
(
わたし
)
の
子供
(
こども
)
でないかもないもんだ。
朝
(
あさ
)
から、どんなに
探
(
さが
)
したことですか、
警察
(
けいさつ
)
へもとどけてありますよ。」と、
女
(
おんな
)
はいいました。
雪の上のおじいさん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それで
被害者
(
ひがいしや
)
の
方
(
はう
)
の
噺
(
はなし
)
も
極
(
きま
)
つたのだから
此
(
こ
)
の
上
(
うへ
)
は
警察
(
けいさつ
)
の
手加減
(
てかげん
)
に
俟
(
ま
)
つより
外
(
ほか
)
に
道
(
みち
)
は
無
(
な
)
いのであるが、
不在
(
ふざい
)
であつた
主人
(
しゆじん
)
は
其
(
そ
)
の
日
(
ひ
)
も
歸
(
かへ
)
らない。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
これにつきましては、当町長さまはじめ、
警察
(
けいさつ
)
の方々さま、当町
有志
(
ゆうし
)
の皆々さまから
一方
(
ひとかた
)
ならぬご
後援
(
こうえん
)
をいただき、一同
感謝
(
かんしゃ
)
にたえない
次第
(
しだい
)
。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
▼ もっと見る
魔的
(
まてき
)
に
警察
(
けいさつ
)
に
忍
(
しの
)
び
込
(
こ
)
んで、
署長
(
しよちやう
)
どのの
鉛筆
(
えんぴつ
)
の
尖
(
さき
)
を
鋭
(
するど
)
く
針
(
はり
)
のやうに
削
(
けづ
)
つて、ニヤリとしたのがある、と
言
(
い
)
ふ
談話
(
はなし
)
をされた。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
パリへもどるのだ。
巡査
(
じゅんさ
)
に出会ったら、
警察
(
けいさつ
)
へ
連
(
つ
)
れて行ってもらうのだ。わたしはそれをしたくなかったが、おまえを
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
或
(
あ
)
る
時
(
とき
)
は、
警察
(
けいさつ
)
へ
飛込
(
とびこ
)
んでもみたさうですけれど、
大久保
(
おほくぼ
)
さんの
仰
(
おつし
)
やることが、やはり
真実
(
しんじつ
)
らしく
聞
(
きこ
)
えたものでせうか、その
時
(
とき
)
も
連
(
つ
)
れ
戻
(
もど
)
されてしまひました。
彼女の周囲
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
魚も網も
置
(
お
)
いたまま
一目散
(
いちもくさん
)
に
逃
(
に
)
げるでしょうバキチは
笑
(
わら
)
ってそいつを
持
(
も
)
って
警察
(
けいさつ
)
の
小使室
(
こづかいしつ
)
へ帰るんです。
バキチの仕事
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
この宿のおかみさんは、二日ほどまえに
警察
(
けいさつ
)
へ引っぱられて行った。何か悪いことでもしたのだろう。
キリストのヨルカに召された少年
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
規則
(
きそく
)
だから
警察
(
けいさつ
)
へ
屆
(
とゞ
)
ける
事
(
こと
)
は
屆
(
とゞ
)
けたが、
實
(
じつ
)
は
大分
(
だいぶ
)
古
(
ふる
)
い
時計
(
とけい
)
なので、
取
(
と
)
られても
夫程
(
それほど
)
惜
(
をし
)
くもない
位
(
ぐらゐ
)
に
諦
(
あき
)
らめてゐたら、
昨日
(
きのふ
)
になつて、
突然
(
とつぜん
)
差出人
(
さしだしにん
)
の
不明
(
ふめい
)
な
小包
(
こづゝみ
)
が
着
(
つ
)
いて
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
内儀
(
かみさま
)
がじやらくらの
鬒
(
びん
)
たぼ胸わるやと、張仆して馳出けるもあり、旦那どのと口論のはては腕だての始末むづかしく、
警察
(
けいさつ
)
のお世話にも幾度とかや、又ぞろ
此地
(
こゝ
)
も敵の中と自ら定めぬ
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
透明人間
(
とうめいにんげん
)
の
危害
(
きがい
)
から町の人を守るには、
怪物
(
かいぶつ
)
を
捕
(
とら
)
えることである。そのための
警察
(
けいさつ
)
の
手配
(
てはい
)
は
着々
(
ちゃくちゃく
)
とすすみ、おもったよりはやく、町のこれぞと思うところに、警官が
動員
(
どういん
)
されていた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
どろぼうでもするような人のやったことだと
警察
(
けいさつ
)
の人が来て見こみをつけた。
火事とポチ
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
儀一
(
ぎいち
)
はあのとおりものにならない。あとはきさまひとりをたよりに思ってれば、この
始末
(
しまつ
)
だ、
警察
(
けいさつ
)
からまで、きさまのためには
注意
(
ちゅうい
)
を
受
(
う
)
けてる。
夜遊
(
よあそ
)
びといえばなにほどいってもやめない。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
前
(
まへ
)
には
此横穴
(
このよこあな
)
の
前
(
まへ
)
まで、
參詣人
(
さんけいにん
)
を
寄
(
よ
)
せたのであるが、それでは
線香
(
せんかう
)
で
燻
(
くす
)
べたり、
賽錢
(
さいせん
)
を
投付
(
なげつ
)
けたりするので、
横穴
(
よこあな
)
の
原形
(
げんけい
)
の
毀損
(
きそん
)
する
虞
(
おそ
)
れが
有
(
あ
)
る
爲
(
ため
)
に、
博士
(
はかせ
)
は
取調上
(
とりしらべじやう
)
の
必用
(
ひつよう
)
から、
先日
(
せんじつ
)
警察
(
けいさつ
)
に
交渉
(
かうしよう
)
し
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
然
(
しか
)
し
假
(
か
)
りに
貴方
(
あなた
)
の
云
(
い
)
ふ
所
(
ところ
)
が
眞實
(
しんじつ
)
として、
私
(
わたくし
)
が
警察
(
けいさつ
)
から
廻
(
まは
)
された
者
(
もの
)
で、
何
(
なに
)
か
貴方
(
あなた
)
の
言
(
ことば
)
を
抑
(
おさ
)
へやうとしてゐるものと
假定
(
かてい
)
しませう。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
申立
(
もうしたて
)
を
拒否
(
きょひ
)
したとなつたら、それを
強
(
し
)
いて
言
(
い
)
わせる
権限
(
けんげん
)
は
警察
(
けいさつ
)
にもない。
訊問
(
じんもん
)
はこれ
以上
(
いじょう
)
にはあまり
進
(
すす
)
まなかつた。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
「
此
(
こ
)
れから
屹度
(
きつと
)
やらないなら
今日
(
けふ
)
の
處
(
ところ
)
だけは
大目
(
おほめ
)
に
見
(
み
)
て
戴
(
いたゞ
)
いて
警察
(
けいさつ
)
へ
連
(
つ
)
れて
行
(
ゆ
)
かれないやうに
伺
(
うかゞ
)
つて
見
(
み
)
てあげるがね、どうしたもんだね」と
勘次
(
かんじ
)
へいつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
そして、
怪我人
(
けがにん
)
もできましたので、
電車
(
でんしゃ
)
と
自動車
(
じどうしゃ
)
の
運転手
(
うんてんしゅ
)
は、
警察
(
けいさつ
)
へいってしらべられることになりました。
白い影
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
法律
(
ほうりつ
)
にも
警察
(
けいさつ
)
の
規律
(
きりつ
)
にも
背
(
そむ
)
かないかぎりかえって警察から
保護
(
ほご
)
を受けなければならないはずだと考えた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
竹村
(
たけむら
)
は
呆
(
あき
)
れてしまつた。
彼
(
かれ
)
は
郷里
(
きやうり
)
の
新聞
(
しんぶん
)
で、
大久保
(
おほくぼ
)
が
奈美子
(
なみこ
)
を
虐待
(
ぎやくたい
)
して、
警察
(
けいさつ
)
を
煩
(
わづら
)
はしたなぞの
噂
(
うはさ
)
を
耳
(
みゝ
)
にしてゐたが、それも
強
(
あなが
)
ち
新聞記者
(
しんぶんきしや
)
の
誇張
(
こちやう
)
でもなかつたやうに
思
(
おも
)
へた。
彼女の周囲
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
バキチはすっかりまごついて
一目散
(
いちもくさん
)
に
警察
(
けいさつ
)
へ
遁
(
に
)
げて帰ったんです。そして署長のところへ行って耕牧舎では牛の
皮
(
かわ
)
だけはいで肉と
骨
(
ほね
)
はたしかに土に
埋
(
う
)
めていましたって
報告
(
ほうこく
)
したんです。
バキチの仕事
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
むろん、その
事件
(
じけん
)
を調べたその土地の
警察
(
けいさつ
)
からである。
奇妙
(
きみょう
)
な事件であった。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
警察
(
けいさつ
)
で、いろいろ
尋
(
たず
)
ねられた
時
(
とき
)
色仕掛
(
いろじか
)
けの
話
(
はなし
)
なんかできやしないし、つくづく、いやになつちやつた……
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
おまえのしたことはなにも
警察
(
けいさつ
)
に
関係
(
かんけい
)
はないが、おまえさんに用のあるという人が世間にはあるのだ。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
『
左様
(
さよう
)
。いや
探偵
(
たんてい
)
にしろ、また
私
(
わたくし
)
に
窃
(
ひそか
)
に
警察
(
けいさつ
)
から
廻
(
ま
)
わされた
医者
(
いしゃ
)
にしろ、どちらだって
同様
(
どうよう
)
です。』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
髭
(
ひげ
)
のかう
生
(
は
)
えた
部長
(
ぶちやう
)
さんだつていふ
可怖
(
おつかね
)
え
人
(
ひと
)
でがしたがね、
盜
(
ぬす
)
まつたなんて
屆
(
とゞ
)
けしてゝさうして
警察
(
けいさつ
)
へ
餘計
(
よけい
)
な
手間
(
てま
)
掛
(
か
)
けて
不埓
(
ふらち
)
な
奴
(
やつ
)
だなんて
呶鳴
(
どな
)
らつた
時
(
とき
)
にやどうすべかと
思
(
おも
)
つて
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「
警察
(
けいさつ
)
へつれていくと、一ぴき三十
銭
(
せん
)
になるぜ。
君
(
きみ
)
つれていかないか?」
森の中の犬ころ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その
浮浪者
(
ふろうしゃ
)
のトーマスは、
警察
(
けいさつ
)
に
保護
(
ほご
)
してあるんでしょうな
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
それでどうしようかとあの人も
困
(
こま
)
っていると、ほかの
職人
(
しょくにん
)
たちも
寄
(
よ
)
って来て、みんなはおまえを
警察
(
けいさつ
)
へ
届
(
とど
)
けることに
相談
(
そうだん
)
を決めた。おまえはいつまでも泣きやまなかった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
『
左樣
(
さやう
)
。いや
探偵
(
たんてい
)
にしろ、
又
(
また
)
私
(
わたくし
)
に
窃
(
ひそか
)
に
警察
(
けいさつ
)
から
廻
(
ま
)
はされた
醫者
(
いしや
)
にしろ、
何方
(
どちら
)
だつて
同樣
(
どうやう
)
です。』
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
といって、あっはははと
笑
(
わら
)
っていると、そのうちに
巡査
(
じゅんさ
)
がくる。さっそく
妙
(
みょう
)
な
男
(
おとこ
)
は、
盗賊
(
とうぞく
)
とまちがえられて
警察
(
けいさつ
)
へ
連
(
つ
)
れられていきましたが、まったくの
盗賊
(
とうぞく
)
でないことがわかって、
放免
(
ほうめん
)
されました。
電信柱と妙な男
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そうしてなお話を
続
(
つづ
)
けながら、
警察
(
けいさつ
)
に
届
(
とど
)
けたことや、巡査がヴィタリスを運んで行ったことや、わたしを長男のアルキシーの
寝台
(
ねだい
)
にねかしたことなどを
残
(
のこ
)
らず話してくれた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
正午
(
ひる
)
になると
毎日
(
まいにち
)
警察署長
(
けいさつしよちやう
)
が、
町盡頭
(
まちはづれ
)
の
自分
(
じぶん
)
の
邸
(
やしき
)
から
警察
(
けいさつ
)
へ
行
(
い
)
くので、
此
(
こ
)
の
家
(
いへ
)
の
前
(
まへ
)
を二
頭馬車
(
とうばしや
)
で
通
(
とほ
)
る、するとイワン、デミトリチは
其度毎
(
そのたびごと
)
、
馬車
(
ばしや
)
が
餘
(
あま
)
り
早
(
はや
)
く
通
(
とほ
)
り
過
(
す
)
ぎたやうだとか
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
わたしはさっそくフランスへ出かけて行って、おまえが
捨
(
す
)
てられた地方の
警察
(
けいさつ
)
から、
初
(
はじ
)
めておまえがシャヴァノン村のバルブレンという石屋のうちに
養
(
やしな
)
われていることを聞いた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
まず
出
(
で
)
て
御覧
(
ごらん
)
なさい、
町
(
まち
)
の
者
(
もの
)
か、
警察
(
けいさつ
)
かがまた
貴方
(
あなた
)
を
捉
(
とら
)
えて
連
(
つ
)
れて
参
(
まい
)
りましょう。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
“警察”の意味
《名詞》
警 察(けいさつ)
国民の生命・財産を守り、社会の安全・秩序を保つため、犯罪等の防止・取り締まりを行う行政機能又はその機関組織。
(出典:Wiktionary)
“警察”の解説
警察(けいさつ、英, fr: police、de: Polizei)とは、権力行使をもって国家の治安を維持する行政作用、およびその主体をいい、社会の安全や秩序を守る責任を課された行政機関である。軍隊と並ぶ国家の実力組織である。
(出典:Wikipedia)
警
常用漢字
小6
部首:⾔
19画
察
常用漢字
小4
部首:⼧
14画
“警察”で始まる語句
警察署
警察署長
警察医
警察犬
警察官
警察権
警察部
警察部長
警察電話