“権限”の読み方と例文
読み方割合
けんげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうです。なんどあなたはこの直義へ仰っしゃったか。一切いっさい権限けんげんはそちにゆだねる。政務軍事、おもなることはそちがやってくれと。しかるに」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
申立もうしたて拒否きょひしたとなつたら、それをいてわせる権限けんげん警察けいさつにもない。訊問じんもんはこれ以上いじょうにはあまりすすまなかつた。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
「早く、私のからだを自由にせよ。君には、私をらえる権限けんげんがないじゃないか」
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)