“署長”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょちょう71.4%
しよちやう28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
署長しょちょうが言ったように、わたしはわけなくその家を見つけた。わたしたちは四階へ上がって行った。マチアはもう見えなかった。
そんな顔の署長しょちょうに、だらけのれあがった顔のケンプ博士はくしが、ぐずぐずしてはいられないと、せきこんで言った。
魔的まてき警察けいさつしのんで、署長しよちやうどのの鉛筆えんぴつさきするどはりのやうにけづつて、ニヤリとしたのがある、と談話はなしをされた。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
署長しよちやう顏付かほつきべつつたとかおもつて、んでもれはまち重大ぢゆうだい犯罪はんざい露顯あらはれたのでれを至急しきふ報告はうこくするのであらうなどとめて、しきりにれがになつてならぬ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)