“浮浪者”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ふろうしゃ55.6%
ルンペン22.2%
ふろうもの11.1%
ウカレモノ11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“浮浪者”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)10.5%
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学(児童)7.7%
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)7.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
浮浪者ふろうしゃのトーマスは、いまにもきだしそうだった。目にみえて元気をうしない、あきらめきったようすで、とぼとぼと歩きつづけた。
そこで、あの浮浪者ふろうしゃをやとったんだが、だいじな研究けんきゅうノートとかねをもって
また、東京へ出てからは、暗黒街にうごめく多くの若い女達、失業者街にうろつく多くの浮浪者ルンペン達の、絶望的な生活も、げんなりするほど見て来た。
二人は、この部屋の窓から、灰色の空を眺め、下の路地をうろつく浮浪者ルンペンを見下し、近くの線路を往復する汽車のひゞきを聞き、木枯の後の海鳴りのやうな都會のあへぎ聲をきいた。
天国の記録 (旧字旧仮名) / 下村千秋(著)
「幕臣でありながら浮浪者ふろうものと往来する高橋伊勢め、幸いの折だ、清川もろともに叩き斬るがよい、それとも従五位じゅごいの槍がこわいかな」
即、供燈クトウの形式に精霊誘致の古来の信仰を加味したもので、精霊は地獄の釜を出ると其まゝ、目当は此処と定めて、迷はず、障らず、一路直ちに寄り来る次第であつて、唯恐るべきは無縁の精霊であるが、それ将、応用自在な我々の祖先はこの通り魔同様の浮浪者ウカレモノの為に、施餓鬼といふ儀式を準備して置いたものである。
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)