“小包”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こづつみ45.5%
こづゝみ45.5%
こづゝ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところで、ある日、皇帝のおてもとに、大きな小包こづつみがとどきました。その包のうわがきに、「さよなきどり。」と、ありました。
小包こづゝみとゞいた時、一応て見て、面白くないから、戸棚へ入れて置いた。それを与次郎が、勿体ないから是非ろ/\と云ふ。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
たてかけしかさのころころところががりいづるを、いま/\しいやつめと腹立はらたたしげにいひて、取止とりとめんとばすに、ひざせてきし小包こづゝ意久地いくぢもなくちて、風呂敷ふろしきどろ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)