小包こづつみ)” の例文
ところで、ある日、皇帝のおてもとに、大きな小包こづつみがとどきました。その包のうわがきに、「さよなきどり。」と、ありました。
翌日よくじつ二人ふたりは、あのあかいかんのなかこなててしまおうかとはなしをしていました。そこへ、小包こづつみよりおくれて、せがれから、手紙てがみがとどきました。
片田舎にあった話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
奉公ほうこうをしているおみつのところへ、田舎いなか母親ははおやから小包こづつみがまいりました。あけてみると、着物きものがはいっていました。そして、母親ははおやからの手紙てがみには
田舎のお母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
田舎いなかから、小包こづつみがきたよ。」と、子供こどもたちは、おおきなこえしてよろこび、おどがりました。
飴チョコの天使 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「なにがきたのだろうね。きっとおもちだろうよ。」と、母親ははおやは、小包こづつみなわいて、はこのふたをけました。すると、はたして、それは、田舎いなかでついたもちでありました。
飴チョコの天使 (新字新仮名) / 小川未明(著)
まちとおいのに、おとうとさんは、小包こづつみしにいったんだね。」と、三郎さぶろうさんはききました。
おかめどんぐり (新字新仮名) / 小川未明(著)
手紙てがみのあとから、小包こづつみがとどきました。あけると、紫色むらさきいろのくりや、まるいどんぐりや、また、ぎんなんなどが、はいっていました。そしてやまから、いっしょについてきた、もまじっていました。
おかめどんぐり (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、その昼過ひるすぎには、小包こづつみ宛名あてないえ配達はいたつされました。
飴チョコの天使 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あるみやこにいるせがれのところから、小包こづつみがとどいたのです。
片田舎にあった話 (新字新仮名) / 小川未明(著)