“小使室”の読み方と例文
読み方割合
こづかいしつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魚も網もいたまま一目散いちもくさんげるでしょうバキチはわらってそいつをって警察けいさつ小使室こづかいしつへ帰るんです。
バキチの仕事 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
そしてすぐ服をぬいだはいいんですがじつはみじめなもんでした。着物きものもシャツとずぼんだけ、もちろん財布さいふもありません。小使室こづかいしつから出されてはやすむ家さえないんです。
バキチの仕事 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)