“放免”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ほうめん66.7%
はうめん16.7%
ほうべん8.3%
はな4.2%
めあかし4.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“放免”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)15.4%
社会科学 > 政治 > 政治史・事情6.7%
社会科学 > 社会 > 社会学6.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
——で、昨日から、六波羅兵と放免ほうめん(密偵)どもの、煮炊にたきの跡や馬糞やらで、そこは狼藉ろうぜきを極めていた。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
獣医君はなんでもわたしたちが放免ほうめんになるのを見届みとどけたいといって、わざわざやって来てくれたのであった。
さやうな男でございますから、吉祥天を描く時は、卑しい傀儡くぐつの顏を寫しましたり、不動明王を描く時は、無頼の放免はうめんの姿を像りましたり、いろ/\の勿體ない眞似を致しましたが
地獄変 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
はからず放免はうめんおほつけられ、身に取りまして大慶至極たいけいしごく、誠に先頃さきごろ御無礼ごぶれい段々だん/″\御立腹ごりつぷく御様子ごやうすで。
詩好の王様と棒縛の旅人 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
「江談抄」に、非人たる賀茂葵祭の放免ほうべんが、綾羅錦繍を身に纏うて衣服の制にもとるとの非難に対し、彼らは非人なるが故に、国法の関するところにあらずとの説明が与えられている。
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
風俗研究会江馬務君の葵祭解説記するところによると、現時の行列には先頭に騎馬の警部が三人、次に素襖のさむらいが二人、次に看督長代かどのおさだいが四人、次に騎馬の検非違使志代けびいしさかんだい、これには調度掛、童、放免ほうべんが各一人、火長代が二人、如木にょぼくが四人、白丁が三人従っている。
放免考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
「露八。ここを放免はなしてやっても、まさか貴様、またお蔦のところへ、二度と帰るのじゃあるまいな」
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昼、淀川方面から古市へ乗り込んで来た一群があった。これを待ッていたらしい地元の放免めあかしを先頭に、出屋敷の掘割口だの裏門までの、地形しらべにも念を入れた上、やがてのこと、
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)