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ほうべん
ふりがな文庫
“ほうべん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
方便
87.5%
放免
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
方便
(逆引き)
が、この
娘
(
こ
)
としてはそうした
方便
(
ほうべん
)
の
必要
(
ひつよう
)
は
毛頭
(
もうとう
)
なく、もともと
純潔
(
じゅんけつ
)
な
小供
(
こども
)
の
修行
(
しゅぎょう
)
には、
最初
(
さいしょ
)
から
幽界
(
ゆうかい
)
の
現実
(
げんじつ
)
に
目覚
(
めざ
)
めさせるに
限
(
かぎ
)
るのじゃ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
かれをやぶってかれの
毒手
(
どくしゅ
)
に
同志
(
どうし
)
のひとりを
渡
(
わた
)
さなければ、それでいい。つまりここで
徳川家
(
とくがわけ
)
の
代表者
(
だいひょうしゃ
)
とあらそうのはその
方便
(
ほうべん
)
でしかないわけだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ほうべん(方便)の例文をもっと
(14作品)
見る
放免
(逆引き)
次に素襖の
侍
(
さむらい
)
が二人、次に
看督長代
(
かどのおさだい
)
が四人、次に騎馬の
検非違使志代
(
けびいしさかんだい
)
、これには調度掛、童、
放免
(
ほうべん
)
が各一人、火長代が二人、
如木
(
にょぼく
)
が四人、白丁が三人従っている。
放免考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
「江談抄」に、非人たる賀茂葵祭の
放免
(
ほうべん
)
が、綾羅錦繍を身に纏うて衣服の制に
戻
(
もと
)
るとの非難に対し、彼らは非人なるが故に、国法の関するところにあらずとの説明が与えられている。
賤民概説
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
ほうべん(放免)の例文をもっと
(2作品)
見る
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