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『雷門以北』
ふりがな文庫
『
雷門以北
(
かみなりもんいほく
)
』
……浅草で、お前の、最も親愛な、最も馴染のふかいところはどこだときかれれば広小路の近所とこたえる外はない。なぜならそこはわたしの生れ在所である。明治二十二年田原町で生れ、大正三年、二十六の十月までそこに住みつづけたわたしである。子供の時分み …
著者
久保田万太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「東京日日新聞」1927(昭和2)年6月30日~7月16日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約44分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
所以
(
せい
)
蔓
(
つた
)
雑
(
ざつ
)
張
(
ぱり
)
赧
(
たん
)
空
(
くう
)
宛然
(
えんぜん
)
柔和
(
おとな
)
汚
(
きたな
)
熾
(
おこ
)
露
(
あらわ
)
一
(
ひ
)
了
(
おわ
)
二
(
ふ
)
半
(
なか
)
嘗
(
かつ
)
梯子
(
ばしご
)
総々
(
そうぞう
)
能
(
あた
)
薄汚
(
うすよご
)
蘇生
(
よみがえ
)
褪
(
さ
)
謂
(
いい
)
質
(
ただ
)
遙
(
はるか
)
風色
(
けしき
)
三
(
み
)
世
(
よ
)
亜鈴
(
あれい
)
凧
(
たこ
)
凱旋
(
がいせん
)
出外
(
ではず
)
劫火
(
ごうか
)
厠
(
かわや
)
外
(
ほか
)
定紋
(
じょうもん
)
定連
(
じょうれん
)
容
(
い
)
寄席
(
よせ
)
尤
(
もっと
)
尨大
(
ぼうだい
)
尨躯
(
ぼうく
)
岩畳
(
がんじょう
)
帰趨
(
きすう
)
廓
(
くるわ
)
張子
(
はりこ
)
御者
(
ぎょしゃ
)
忽
(
たちま
)
怒濤
(
どとう
)
恥辱
(
ちじょく
)
恰好
(
かっこう
)
所詮
(
しょせん
)
拉
(
らっ
)
提灯
(
ちょうちん
)
撥屋
(
ばちや
)
擁
(
よう
)
放免
(
ほうめん
)
料簡
(
りょうけん
)
昨日
(
きのう
)
時雨
(
しぐれ
)
暖簾
(
のれん
)
杵
(
きね
)
果敢
(
はか
)
梅雨
(
つゆ
)
櫛
(
くし
)
欄干
(
らんかん
)
歯黒
(
はぐろ
)
浪花
(
なにわ
)
湯滝
(
ゆだき
)
澱
(
よど
)
火
(
ひ
)
灯籠
(
とうろう
)
煉瓦
(
れんが
)
煤
(
すす
)
狂爛
(
きょうらん
)
狛犬
(
こまいぬ
)
瓦解
(
がかい
)
界隈
(
かいわい
)
畢竟
(
ひっきょう
)
疳高
(
かんだか
)
相撲
(
すもう
)
睡蓮
(
すいれん
)
瞬
(
またた
)
矢
(
や
)
破風
(
はふ
)
祠
(
ほこら
)
稗蒔
(
ひえまき
)
笊
(
ざる
)
箪笥
(
たんす
)
粉木
(
こぎ
)
粗
(
あら
)
累々
(
るいるい
)
緒締
(
おじめ
)
羊羹
(
ようかん
)
聚楽
(
じゅらく
)
背
(
そむ
)
膚浅
(
ふせん
)
葭簀
(
よしず
)
葵
(
あおい
)
葺
(
ふ
)