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灯籠
ふりがな文庫
“灯籠”のいろいろな読み方と例文
旧字:
燈籠
読み方
割合
とうろう
84.0%
どうろう
16.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうろう
(逆引き)
幾艘もの
灯籠
(
とうろう
)
舟のさざめき渡る夜の祭の楽しさは、暗夜行路ともいふべき人の世の運命を、漠然と感じる象徴の楽しさなのであらう。
琵琶湖
(新字旧仮名)
/
横光利一
(著)
鬢
(
びん
)
にほつれるある女が夜間薬品店にあらわれると、
灯籠
(
とうろう
)
道でもあるくように蒼ざめて、淀川の水面に赤いレッテルの商標を投じた。
大阪万華鏡
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
灯籠(とうろう)の例文をもっと
(21作品)
見る
どうろう
(逆引き)
その伯父さんは章坊が学校から帰ったらもう来ていたというのである。自分は藤さんの身辺の事情が、いろいろに廻り
灯籠
(
どうろう
)
の影のように想像の中を廻る。
千鳥
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
下女は何とも云わずに
御辞儀
(
おじぎ
)
をして立って行く。
白足袋
(
しろたび
)
の裏だけが目立ってよごれて見える。道也先生の頭の上には丸く鉄を
鋳抜
(
いぬ
)
いた、かな
灯籠
(
どうろう
)
がぶら下がっている。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
灯籠(どうろう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“灯籠”の意味
《名詞》
灯籠(とうろう)
木や竹などでできた枠に紙や紗などを張り、そのなかに灯火を入れた照明器具。
庭などに置く石でできた灯籠(石灯籠)のこと。
(出典:Wiktionary)
“灯籠”の解説
灯籠(とうろう)は、東アジアの伝統的な照明器具の一種であり、日本・中国・朝鮮半島・ベトナムなどの国々に広く分布している。
(出典:Wikipedia)
灯
常用漢字
小4
部首:⽕
6画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
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灯籠屋
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福沢諭吉