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とうろう
ふりがな文庫
“とうろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
燈籠
69.3%
灯籠
14.0%
蟷螂
12.7%
登楼
2.0%
嘲弄
0.7%
蕩郎
0.7%
蝉燈籠
0.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
燈籠
(逆引き)
まだ人影の見えない
浴槽
(
ゆぶね
)
のなかには、刻々に満ちて来る湯の
滴垂
(
したた
)
りばかりが耳について、温かい煙が、
燈籠
(
とうろう
)
の影にもやもやしていた。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
とうろう(燈籠)の例文をもっと
(50作品+)
見る
灯籠
(逆引き)
鬢
(
びん
)
にほつれるある女が夜間薬品店にあらわれると、
灯籠
(
とうろう
)
道でもあるくように蒼ざめて、淀川の水面に赤いレッテルの商標を投じた。
大阪万華鏡
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
とうろう(灯籠)の例文をもっと
(21作品)
見る
蟷螂
(逆引き)
ピリオドを打ち得ず、小さいコンマの連続だけである。永遠においでおいでの、あの
悪魔
(
デモン
)
に、私はそろそろ食われかけていた。
蟷螂
(
とうろう
)
の
斧
(
おの
)
である。
東京八景:(苦難の或人に贈る)
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
とうろう(蟷螂)の例文をもっと
(19作品)
見る
▼ すべて表示
登楼
(逆引き)
私は少しく心許ない気もされたが、
登楼
(
とうろう
)
した。こうして私は彼女を知った。可愛いという言葉は必ずしもいつわりではなかった。私は彼女の細い眼や低い鼻に親しみを惹きだされた。
朴歯の下駄
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
とうろう(登楼)の例文をもっと
(3作品)
見る
嘲弄
(逆引き)
陋
(
いや
)
しげなるびじクリイムの響の
中
(
うち
)
には
嘲弄
(
とうろう
)
の
意
(
こころ
)
も
籠
(
こも
)
らむとてなり。なほ
高諭
(
こうゆ
)
を
請
(
こ
)
ふ(三〇・九・八附読売新聞より)
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
とうろう(嘲弄)の例文をもっと
(1作品)
見る
蕩郎
(逆引き)
忠胆義肝
匹儔
(
ひつちゆう
)
稀なり 誰か知らん奴隷それ名流なるを
蕩郎
(
とうろう
)
枉げて贈る同心の
結
(
むすび
)
嬌客俄に
怨首讎
(
えんしゆしゆう
)
となる 刀下
冤
(
えん
)
を呑んで空しく死を待つ 獄中の計
愁
(
うれい
)
を消すべき無し 法場
若
(
も
)
し諸人の救ひを
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
とうろう(蕩郎)の例文をもっと
(1作品)
見る
蝉燈籠
(逆引き)
軒の褄なる
蝉燈籠
(
とうろう
)
の
花守
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
とうろう(蝉燈籠)の例文をもっと
(1作品)
見る
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