“ちようろう”の漢字の書き方と例文
語句割合
嘲弄100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は自分ひとり落伍しているのが、きまりが悪くて仕方がなかった。私のそばを通る際に、嘲弄ちようろうしてゆく生徒もあった。
生い立ちの記 (新字新仮名) / 小山清(著)
あるとき宮中きゆうちゆう女官じよかんたちがこの匡衡まさひら嘲弄ちようろうしようとたくんで、和琴わごん日本につぽんこと支那しなことたいしていふ)をして
などと、陽なたに手をかざし合って、嘲弄ちようろうするような眼をあつめながら見物していた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)