“ちょうろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
嘲弄98.0%
嘲哢0.7%
張老0.7%
長廊0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲高いよくとおる声で早口にものをいい、かならず人先に発言し、真面目まじめな話にも洒落しゃれや地口をまぜ、嘲弄ちょうろうするような言いかたをする。
鈴木主水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
安「何しにお出でなすった、安田一角を嘲哢ちょうろうなさりにお出でなすったか、初めてお出でゞ左様なる事を仰しゃる事がありますか」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
平輿へいよの南、凾頭村かんとうそん張老ちょうろうというのはうずらを捕るのを業としていたので、世間から鶉と呼ばれていた。
生々殿せいせいでん長廊ちょうろうはその果ても知れず、まったく、ここもこの世かを疑わせる。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)