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鋳抜
ふりがな文庫
“鋳抜”の読み方と例文
旧字:
鑄拔
読み方
割合
いぬ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いぬ
(逆引き)
殺された福島嘉平太はまだ五十そこそこ、武芸で鍛えた身体は、鉄で
鋳抜
(
いぬ
)
いたように見事なものです。
銭形平次捕物控:076 竹光の殺人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
下女は何とも云わずに
御辞儀
(
おじぎ
)
をして立って行く。
白足袋
(
しろたび
)
の裏だけが目立ってよごれて見える。道也先生の頭の上には丸く鉄を
鋳抜
(
いぬ
)
いた、かな
灯籠
(
どうろう
)
がぶら下がっている。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
鋳抜(いぬ)の例文をもっと
(2作品)
見る
鋳
常用漢字
中学
部首:⾦
15画
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“鋳”で始まる語句
鋳
鋳物
鋳型
鋳掛屋
鋳物師
鋳造
鋳潰
鋳出
鋳金
鋳直
“鋳抜”のふりがなが多い著者
夏目漱石
野村胡堂