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稗蒔
ふりがな文庫
“稗蒔”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひえまき
90.0%
ひえま
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひえまき
(逆引き)
半七がいつもよりも少し朝寝をして、
楊枝
(
ようじ
)
をつかいながら縁側へ出ると、となりの庭の
柘榴
(
ざくろ
)
の花があかく濡れていた。外では
稗蒔
(
ひえまき
)
を売る声がきこえた。
半七捕物帳:32 海坊主
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
例ふれば窓辺に
稗蒔
(
ひえまき
)
、軒端へは釣忍、また鮑ツ貝に
虎耳草
(
ゆきのした
)
の花白きをかゝげては愛づるがごとくに。
山の手歳事記
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
稗蒔(ひえまき)の例文をもっと
(9作品)
見る
ひえま
(逆引き)
青葉がもめて、風がすっと通ってゆき、うすい
埃
(
ほこ
)
りがたつと、しんとした正午近くは、「
稗蒔
(
ひえま
)
き」が来る。苗売りが来る、金魚やがくる、風鈴やが来る。ほおずき売りが来る。
旧聞日本橋:14 西洋の唐茄子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
稗蒔(ひえま)の例文をもっと
(1作品)
見る
稗
漢検準1級
部首:⽲
14画
蒔
漢検準1級
部首:⾋
13画
“稗蒔”で始まる語句
稗蒔売
稗蒔屋
検索の候補
稗蒔売
稗蒔屋
“稗蒔”のふりがなが多い著者
久保田万太郎
二葉亭四迷
正岡容
島崎藤村
正岡子規
長谷川時雨
泉鏡花
岡本綺堂