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放免
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はうめん
ふりがな文庫
“
放免
(
はうめん
)” の例文
卑しい
傀儡
(
くぐつ
)
の顏を寫しましたり、不動明王を描く時は、無頼の
放免
(
はうめん
)
の姿を像りましたり、いろ/\の勿體ない眞似を致しましたが
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一
緒
(
しよ
)
に
行
(
ゆ
)
かうとした
時
(
とき
)
に、
愛
(
あい
)
ちやんは
王樣
(
わうさま
)
が
小聲
(
こゞゑ
)
で、一
體
(
たい
)
に
其
(
そ
)
の
仲間
(
なかま
)
の
者
(
もの
)
どもに
斯
(
か
)
う
云
(
い
)
はれるのを
聞
(
き
)
きました、『
皆
(
みん
)
な
放免
(
はうめん
)
する』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
図
(
はか
)
らず
放免
(
はうめん
)
を
仰
(
おほ
)
せ
付
(
つけ
)
られ、身に取りまして
大慶至極
(
たいけいしごく
)
、誠に
先頃
(
さきごろ
)
は
御無礼
(
ごぶれい
)
の
段々
(
だん/″\
)
御立腹
(
ごりつぷく
)
の
御様子
(
ごやうす
)
で。
詩好の王様と棒縛の旅人
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
卑しい
傀儡
(
くぐつ
)
の顔を写しましたり、不動明王を描く時は、
無頼
(
ぶらい
)
の
放免
(
はうめん
)
の姿を
像
(
かたど
)
りましたり、いろ/\の
勿体
(
もつたい
)
ない真似を致しましたが
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“放免”の解説
放免(ほうめん)とは日本の令外官である検非違使の下部(しもべ)である。「放免囚人」の義。検非違使庁の下級刑吏として、実際に犯罪者を探索し、捕縛したり、拷問や獄守を担当した。
(出典:Wikipedia)
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
免
常用漢字
中学
部首:⼉
8画
“放免”で始まる語句
放免頭
放免筋