“御立腹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごりつぷく55.6%
ごりっぷく44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中間ちうげん七助と云ふ者先刻せんこくより此樣子を見てこゝろ可笑をかしく走り出で主人をとゞ先々まづ/\御待下おんまちくださるべし只今彼方にて承まはりしが御立腹ごりつぷく御道理ごもつともなり然しながら女を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
はからず放免はうめんおほつけられ、身に取りまして大慶至極たいけいしごく、誠に先頃さきごろ御無礼ごぶれい段々だん/″\御立腹ごりつぷく御様子ごやうすで。
詩好の王様と棒縛の旅人 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
焼き捨てろと仰有おっしゃいますか。それはまことに——いや、御立腹ごりっぷくはご尤もであります。
昨日きのう我々われわれはあんなにはなしたのですが、なににわか御立腹ごりっぷくで、絶交ぜっこうすると有仰おっしゃるのです、なにかそれともさわることでももうしましたか、あるい貴方あなた意見いけんわんかんがえしたので?』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)