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成道
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なりみち
ふりがな文庫
“
成道
(
なりみち
)” の例文
さっき大急ぎで今松ひとり、入谷の師匠の所を飛び出し、佐竹の寄席へ駆けつけると、お艶も二軒目のお
成道
(
なりみち
)
の席をすまして入ってきた。
寄席
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
それからお
成道
(
なりみち
)
へ戻って、狭い西側の横町のどれかを
穿
(
うが
)
って、
矢張
(
やはり
)
臭橘寺の前に出る。これが一つの道筋である。これより外の道筋はめったに歩かない。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
妻恋からお
成道
(
なりみち
)
へ出て、二人は無口に歩きつづけた。お綱のいそいそと燃えてゆく気持は、自然と足を早くさせ、万吉が密かに持つ苦労は、ともすると遅れがちの足どりになった。そしてやがて
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
はなしかの柳家なにがしらとお
成道
(
なりみち
)
なる
祇園
(
ぎおん
)
演芸場へ出演せしが席への
途次
(
みちすがら
)
今年
(
ことし
)
の干支なる羊或は雪達磨の形せる狸に破れ傘あしらひたるなど、いと
巨
(
おほ
)
いなる雪人形をみいでたり。
滝野川貧寒
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
成
常用漢字
小4
部首:⼽
6画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“成”で始まる語句
成
成程
成就
成行
成敗
成人
成仏
成長
成立
成功