トップ
>
外様
>
ほかさま
ふりがな文庫
“
外様
(
ほかさま
)” の例文
旧字:
外樣
「それでも、ちゃんと、おあとを見届けておいでになったものでございますから、
外様
(
ほかさま
)
と違いまして、お断わり申すことはできないので困っておりまする……」
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
(それでは
外様
(
ほかさま
)
を伺います。)(ああ、行って来な。内じゃお座敷を廻らせないんだが、お前の事だ。)もっとも、(霞の五番さん)大島屋さんのお上さんの
他
(
ほか
)
には
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
傳「是は何うも飛んだ事を云いました、是は何うも恐入りましたな、
外様
(
ほかさま
)
なれば云いませんが、貴方様でございますから内聞に出来る事と心得て飛んだ事を申しました」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
若「
如何様
(
いかゞさま
)
でございます、お
馴染
(
なじみ
)
もございましょうが、えへ……
外様
(
ほかさま
)
からお尻の出ないようにお話を致しましょう、えへ……お馴染もございましょうがお手軽様に一晩お
浮
(
うか
)
れは如何で、へい/\/\」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“外様”の解説
外様(とざま)とは、本来の意味は日本の歴史上において、主君(上位権力者)を中心とした主従関係の中で、主君の親族・一門や、累代にわたり仕えてきた譜第(譜代)と比較し、疎遠にある者(家臣)を指していた。
武家社会や朝廷が消滅した現代の日本においても、比喩的に「外様」の語が使用されることがある。
(出典:Wikipedia)
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“外様”で始まる語句
外様衆
外様大名
外様勤
外様者