“主筋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅすじ71.4%
しうすぢ14.3%
しゅうすじ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、丹波をはじめ一同は、いぶかりながらも、とにかく主筋しゅすじとなっているお蓮さまのお声がかりだから、みんな不平そうに刀を引いた。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
請る而已のみすこしも取上らるゝ事などなく又差添さしそへの村役人共も其度毎たびごとに九助の仕業しわざに之なき趣きを申立れども證據しようこなき故取あげられず皆々歎息たんそくの外なかりしにひとり三五郎は譜代ふだい主筋しうすぢ故何分九助が無實むじつの災難を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
あのお嬢さんはあなたにとってお主筋しゅうすじに当たる方、それにお生れがお生れですから女芸万般にょげいばんぱんねえ、何ひとつおできにならないということはなし、そりゃアあたしとは雪と墨
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)