“十一里”の読み方と例文
読み方割合
じふいちり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みち十一里じふいちりだけれども、山坂やまさかばかりだから捗取はかどらない。むかし前田利家まへだとしいへ在城ざいじやう武生たけふやなぎみづをんな綺麗きれい府中ふちうである。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
……巳刻半みのこくはん神田かんだ佐久間町河岸さくまちやうがし材木納屋ざいもくなやからはつして、ひろ十一里じふいちり三十二町半さんじふにちやうはんき、幾千いくせんひところした、はしけたことも、ふねけたことも、今度こんど火災くわさいによくる。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)