“沙石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しやせき50.0%
まさご50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うむを見て男魚をなおのれ白䱊しらこ弾着ひりつけすぐ女魚めな男魚をなほりのけたる沙石しやせきを左右より尾鰭をひれにてすくひかけてうづむ。一つぶながさるゝ事をせず。
かのかめにうつしたるはらゝごを沙石しやせきのまゝさけのうみつけたる如くになしおき、此川にてさけいでくとも三年る事を国禁こくきんあらば鮏をしやうぜんもしるべからず。
時にみねたにゆすり動きて、風叢林はやしたふすがごとく、沙石まさごそら巻上まきあぐる。見る見る一二七一段の陰火いんくわ、君がひざもとより燃上もえあがりて、山も谷も昼のごとくあきらかなり。