“国禁”の読み方と例文
読み方割合
こくきん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かのかめにうつしたるはらゝごを沙石しやせきのまゝさけのうみつけたる如くになしおき、此川にてさけいでくとも三年る事を国禁こくきんあらば鮏をしやうぜんもしるべからず。
国禁こくきん
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
祝義のやうになりて大に流行はやりしゆゑ、むこうらみある者事を水祝ひによせてさま/″\の狼籍らうぜきをなす人もまゝありて、人の死亡しばうにもおよびし事しば/\なりしゆゑ、正徳の頃国禁こくきんありて事たえたり。