“女魚”の読み方と例文
読み方割合
めな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うむを見て男魚をなおのれ白䱊しらこ弾着ひりつけすぐ女魚めな男魚をなほりのけたる沙石しやせきを左右より尾鰭をひれにてすくひかけてうづむ。一つぶながさるゝ事をせず。
そのひろさ一尺あまり、ふかさ七八寸、長さ一丈あまり、数日にしてこれを作る。つくりをはれば女魚めなそのなかへを一つぶづゝむ。
ほりにつきたる時は漁師れふしもこれをとらず、たま/\るものあれどもしひてはせぬ事也。女魚めなさへとらざれば男魚をなは其所をさらず。さけの河にさかのぼるは子をうまんとて也。