“しやせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
砂石66.7%
沙石33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
定め此婚姻こんいんさまたげんとたくみ奸計かんけいに當りつひにお光が汚名をめいかうむ赤繩せきじようたえたる所より白刄しらはふるつてかん白洲しらす砂石しやせきつかむてふいと爽快さうくわいなる物語はまたくわいを次ぎ章を改め漸次々々に説分くべし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
砂石しやせきかめ、木づくりの古椅子。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
うむを見て男魚をなおのれ白䱊しらこ弾着ひりつけすぐ女魚めな男魚をなほりのけたる沙石しやせきを左右より尾鰭をひれにてすくひかけてうづむ。一つぶながさるゝ事をせず。
かのかめにうつしたるはらゝごを沙石しやせきのまゝさけのうみつけたる如くになしおき、此川にてさけいでくとも三年る事を国禁こくきんあらば鮏をしやうぜんもしるべからず。
牧之ぼくしつねにおもへらく、寒気の頃とれたるはらゝご男魚をな白䱊しらことをまじへ、さける川の沙石しやせきつゝみ、かめやうのものにうつし入れ、鮏なきくにの海につうずる山川の清流せいりう