“さくらんぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サクランボ
語句割合
桜桃45.5%
桜実27.3%
櫻桃18.2%
実桜9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「劉夫人」僕は、顔をはじめて曲げて彼女の桜桃さくらんぼのように上気した、まんまるな顔を一瞥いちべつした。
人造人間殺害事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その一例をとれば、山形県地方の名産桜桃さくらんぼの樹枝が、ある種の雪のために全滅することがある。
(新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
その前にバナナや桜実さくらんぼうづたかく盛つた果物屋の車が其れをかせて来た頸に綱を附けた三匹の犬と一人の老婆とにつて店を出して居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
百姓の庭は薔薇ばらの花と桜実さくらんぼとの真盛まざかりである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
時々は、自分があまり美しくないのをなさけなく思ひ、時々は薔薇色の頬を、鼻筋の通つた鼻を、また小さな櫻桃さくらんぼのやうな口を欲しいとも思つた。
櫻桃さくらんぼは 片頬ばかり赧くした
山果集 (旧字旧仮名) / 三好達治(著)
新らしく植付けられた林檎や葡萄ぶだう実桜さくらんぼの苗はいづれも面白いやうにずん/\生長おひのびて行つた。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
二十人ばかりの日傭人ひやとひにんがそこへ入りこんで、林檎や葡萄や実桜さくらんぼを片つぱしからり倒してゐるのだ。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)