“日傭人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひようとり66.7%
ひやとひにん16.7%
ひようにん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丁度昔、彼が玄武門で戦争したり、夢の中で賭博をしたりした、憐れな、見すぼらしい日傭人ひようとりの支那傭兵と同じように、そっくりの様子をして。
二十人ばかりの日傭人ひやとひにんがそこへ入りこんで、林檎や葡萄や実桜さくらんぼを片つぱしからり倒してゐるのだ。樹はいづれも衰へてせてゐたが、まだ枯れては居なかつた。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
そこから起つて来る日傭人ひようにんたちの明つ放しの高笑ひ混りの話声が、意地悪く欣之介の耳について離れなかつた。
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)