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丹毒
ふりがな文庫
“丹毒”の読み方と例文
読み方
割合
たんどく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんどく
(逆引き)
月日は四年を過ぎて、昭和二年の春お妾さんが
丹毒
(
たんどく
)
で死のうという
間際
(
まぎわ
)
に至っても、その生死は依然として不明であった。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「気がついたか? お前は
何処
(
どこ
)
の何者だ?
風邪
(
かぜ
)
ひきと、
丹毒
(
たんどく
)
といふ熱病だ。大分よくないから入院だ。入院料は一日二円五十銭だがあるかね?」
こほろぎの死
(新字旧仮名)
/
村山籌子
(著)
病院
(
びょういん
)
の
小使
(
こづかい
)
、
看護婦
(
かんごふ
)
、その
子供等
(
こどもら
)
などは
皆
(
みな
)
患者
(
かんじゃ
)
の
病室
(
びょうしつ
)
に一
所
(
しょ
)
に
起臥
(
きが
)
して、
外科室
(
げかしつ
)
には
丹毒
(
たんどく
)
が
絶
(
た
)
えたことは
無
(
な
)
い。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
丹毒(たんどく)の例文をもっと
(7作品)
見る
“丹毒”の意味
《名詞》
丹毒(たんどく)
溶血性連鎖球菌が傷口から入り、皮膚がびまん性の炎症をおこす感染症。
(出典:Wiktionary)
“丹毒”の解説
丹毒(たんどく、erysipelas)とは、溶連菌による皮膚の化膿性炎症である。
(出典:Wikipedia)
丹
常用漢字
中学
部首:⼂
4画
毒
常用漢字
小5
部首:⽏
8画
“丹”で始まる語句
丹
丹波
丹精
丹塗
丹羽
丹念
丹前
丹田
丹生
丹青
“丹毒”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
アントン・チェーホフ
佐々木邦
横光利一
村山籌子
永井荷風