トップ
>
飜譯
>
ほんやく
ふりがな文庫
“
飜譯
(
ほんやく
)” の例文
新字:
翻訳
餘念
(
よねん
)
もなく
戯
(
たわむ
)
れて
居
(
を
)
るので、
私
(
わたくし
)
は
一人
(
ひとり
)
室内
(
しつない
)
に
閉籠
(
とぢこも
)
つて、
今朝
(
けさ
)
大佐
(
たいさ
)
から
依頼
(
いらい
)
された、
或
(
ある
)
航海學
(
かうかいがく
)
の
本
(
ほん
)
の
飜譯
(
ほんやく
)
にかゝつて
一日
(
いちにち
)
を
暮
(
くら
)
してしまつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
これを
飜譯
(
ほんやく
)
すると、給金は安いけれど、他へ行つては使ひ手もないので、我慢して
此家
(
こゝ
)
に居る——といふことになるのでせう。
銭形平次捕物控:224 五つの壺
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
日本人
(
にほんじん
)
が
歐文
(
おうぶん
)
を
飜譯
(
ほんやく
)
するとき、
年紀
(
ねんき
)
や
所在地
(
しよざいち
)
の
書
(
か
)
き
方
(
かた
)
は、これを
日本流
(
にほんりう
)
に
大
(
だい
)
より
小
(
せう
)
への
筆法
(
ひつぱふ
)
に
直
(
なほ
)
すが、
固有名
(
こゆうめい
)
は
矢張
(
やは
)
り
尊重
(
そんちよう
)
して
彼
(
かれ
)
の
筆法
(
ひつぱふ
)
に
從
(
したが
)
ふのである。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
此
(
この
)
飜譯
(
ほんやく
)
は、
仕事
(
しごと
)
の
餘暇
(
よか
)
、
水兵等
(
すいへいら
)
に
教授
(
けふじゆ
)
の
爲
(
ため
)
にと、
大佐
(
たいさ
)
が
餘程
(
よほど
)
以前
(
いぜん
)
から
着手
(
ちやくしゆ
)
して
居
(
を
)
つたので、
殘
(
のこ
)
り
五分
(
ごぶん
)
の
一
(
いち
)
程
(
ほど
)
になつて
居
(
を
)
つたのを、
徒然
(
つれ/″\
)
なるまゝ、
私
(
わたくし
)
が
無理
(
むり
)
に
引受
(
ひきう
)
けたので、
其
(
その
)
飜譯
(
ほんやく
)
の
全
(
まつた
)
く
終
(
をは
)
つた
頃
(
ころ
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
飜
漢検1級
部首:⾶
21画
譯
部首:⾔
20画
“飜”で始まる語句
飜
飜然
飜弄
飜訳
飜々
飜案
飜筋斗
飜刻
飜牌
飜斗