“疵所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きずしょ60.0%
きずしよ20.0%
きず20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて長二と兼松は温泉宿藤屋に逗留して、二週ふたまわりほど湯治をいたしたので、たちま効験きゝめあらわれて、両人とも疵所きずしょいたみが薄らぎましたから、少し退屈の気味で
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
のべければ後藤は否々いや/\其樣に禮を云ふには及ばず夫よりはまづ貴殿の疵所きずしよ手當てあて致されよと申に後藤は某の疵はわづかばかりなりと云ふを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
疵所きずを手当しかける者や
近藤勇と科学 (新字新仮名) / 直木三十五(著)