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きずしょ
ふりがな文庫
“きずしょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
傷所
33.3%
疵所
33.3%
傷処
11.1%
創所
11.1%
疵処
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
傷所
(逆引き)
「実は、
傷所
(
きずしょ
)
も充分癒りきらぬ
某
(
それがし
)
が、今日にわかにお伺い致したのは、重ね重ねではござるが折入って尊公に一大事のお頼みに参ったのでござる。何と
抂
(
ま
)
げてお聞入れては下さるまいか」
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
きずしょ(傷所)の例文をもっと
(3作品)
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疵所
(逆引き)
ええ、ござりますとも、
人足
(
ひとあし
)
も通いませぬ山の中で、雪の降る時
白鷺
(
しらさぎ
)
が一羽、
疵所
(
きずしょ
)
を浸しておりましたのを、狩人の見附けましたのが始りで、ついこの八九年前から開けました。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きずしょ(疵所)の例文をもっと
(3作品)
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傷処
(逆引き)
殊
(
こと
)
に老人の
傷処
(
きずしょ
)
を
検
(
あらた
)
め見れば
咽
(
のど
)
を一突にて深く刺れ「
苦
(
あっ
)
」とも云わずに死せしとこそ思わるれ、
曲者
(
くせもの
)
の去りたる後まで
生存
(
いきながら
)
えしとは
認
(
みと
)
む可からず、笑の浮みしは実際にして又道理なり
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
きずしょ(傷処)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
創所
(逆引き)
甚蔵の顔には愛嬌は有るが彼の
創所
(
きずしょ
)
の痛みの為にその顔を蹙めた時は此の婆に幾等か似て居る、甚蔵は父の容貌を受け夫人は母の容貌を受けたとすれば別に怪しむに足らぬ、夫人の顔を二分
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
きずしょ(創所)の例文をもっと
(1作品)
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疵処
(逆引き)
姉さんどうしたんだッてね、余り
可哀相
(
かわいそう
)
だから声を懸けてやりましたが、返事をしません。
疵処
(
きずしょ
)
にばかり気を取られて、もう
現
(
うつつ
)
なんだろうと思いました、
少
(
わか
)
いのに
疼々
(
いたいた
)
しい。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きずしょ(疵処)の例文をもっと
(1作品)
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