“いたみしょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
破損所33.3%
傷所33.3%
痛所33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「帆を下ろせ! 帆柱を仆せ! 短艇はしけの用意! 破損所いたみしょを繕ろえ! あかをい出せ、あかをい出せ!」
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
人力は尽くさねばならぬ! ヤアヤア水夫かこども帆を下ろせ! 帆柱を仆せ! 短艇はしけの用意! ……胴の間の囚人解き放せ! あかをい出せ! 破損所いたみしょつくろえ! 龍骨りゅうこつが折れたら一大事! 帆柱を
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
なにさまこれは負傷したのに相違ないが、それにしても重傷おもで擦創かすりかと、傷所いたみしょへ手をってみれば、右も左もべッとりとしたのり
「まあ、無理をしずに寝て居たまえ。阿父おとっさんはうも飛んだ事だったね。そこで、君の痛所いたみしょうだ。もういのか。」
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)