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痛所
ふりがな文庫
“痛所”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いたみどころ
40.0%
いたみ
20.0%
いたみしょ
20.0%
いたみしよ
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いたみどころ
(逆引き)
開闢
(
かいびゃく
)
以来今にいたるまで、智徳ともに不完全なる人間社会は、一人の身体いずれの部分か必ず
痛所
(
いたみどころ
)
あるものに異ならず。治療に任ずる政治家の繁忙なる、もとより知るべし。
学問の独立
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
痛所(いたみどころ)の例文をもっと
(2作品)
見る
いたみ
(逆引き)
膝
(
ひざ
)
立て直さんとして、持病のリュウマチスの
痛所
(
いたみ
)
に触れけん、「あいたあいた」顔をしかめて
癇癪
(
かんしゃく
)
まぎれに煙草盆の縁手荒に打ちたたき「松、松松」とけたたましく小間使いを呼び立つる。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
痛所(いたみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
いたみしょ
(逆引き)
「まあ、無理をしずに寝て居たまえ。
阿父
(
おとっ
)
さんは
何
(
ど
)
うも飛んだ事だったね。そこで、君の
痛所
(
いたみしょ
)
は
何
(
ど
)
うだ。もう
快
(
い
)
いのか。」
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
痛所(いたみしょ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
いたみしよ
(逆引き)
上へ返して押たる者と相見え爪印が
逆
(
さかさ
)
に成て居るはコリヤ如何の譯なりやと云ければ九助はハツトばかりにて一言の
返答
(
へんたふ
)
もなく只
落涙
(
らくるゐ
)
に
沈
(
しづ
)
み
俯向
(
うつむい
)
て居たるにぞ理左衞門は
迫込
(
せきこん
)
でコリヤ何ぢや御重役方よりの御不
審
(
しん
)
なるぞ
汝
(
おの
)
れ何心なく押たのか
但
(
たゞし
)
指
(
ゆび
)
に
痛所
(
いたみしよ
)
にても有て
逆
(
ぎやく
)
に押たるやコリヤ何ぢや/\と
迫
(
せき
)
立れど九助は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
痛所(いたみしよ)の例文をもっと
(1作品)
見る
痛
常用漢字
小6
部首:⽧
12画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“痛”で始まる語句
痛
痛痒
痛罵
痛手
痛々
痛快
痛哭
痛事
痛入
痛烈
“痛所”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
作者不詳
福沢諭吉
岡本綺堂