トップ
>
痛哭
ふりがな文庫
“痛哭”の読み方と例文
読み方
割合
つうこく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つうこく
(逆引き)
文明を養いなすべき任に当たりたる学者にして、その精神の日に衰うるを傍観してこれを患うる者なきは、実に長大息すべきなり、また
痛哭
(
つうこく
)
すべきなり。
学問のすすめ
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
今目の前に蘇武の純粋な
痛哭
(
つうこく
)
を見ているうちに、以前にはただ蘇武の強烈な意地とのみ見えたものの底に、実は
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
と、盧植は、身の不幸を悲しむよりも、さすがに、より以上、上下乱脈の世相の果てを、
痛哭
(
つうこく
)
するのであった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
痛哭(つうこく)の例文をもっと
(11作品)
見る
“痛哭”の意味
《名詞》
激しく嘆き悲しむこと。
(出典:Wiktionary)
痛
常用漢字
小6
部首:⽧
12画
哭
漢検1級
部首:⼝
10画
“痛”で始まる語句
痛
痛痒
痛罵
痛手
痛々
痛快
痛事
痛入
痛烈
痛恨
“痛哭”のふりがなが多い著者
蒲原有明
神西清
吉川英治
中島敦
福沢諭吉
幸田露伴
永井荷風