“つうこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
痛哭91.7%
通告8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、盧植は、身の不幸を悲しむよりも、さすがに、より以上、上下乱脈の世相の果てを、痛哭つうこくするのであった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
末頼母すえたのもしく存じ奉候処、右様の次第恐入り奉り候御事に御座候へども、別段歎息の至に存じ奉り候。かつ又国家凶事相続き御経済の程も思ひ痛哭つうこくの至に候。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
しかしテムプル先生に新入生が一人あると通告つうこくして置きますから、さうすれば、この子をいつでも引受けてくれるでせう。ではさやうなら。