“龍骨”のいろいろな読み方と例文
新字:竜骨
読み方割合
きーる25.0%
りゅうこつ25.0%
キイル25.0%
キール25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人力は尽くさねばならぬ! ヤアヤア水夫かこども帆を下ろせ! 帆柱を仆せ! 短艇はしけの用意! ……胴の間の囚人解き放せ! あかをい出せ! 破損所いたみしょつくろえ! 龍骨りゅうこつが折れたら一大事! 帆柱を
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
龍骨キイルから船橋までの高さ百四呎、八階の鋼鉄甲板、二重船底、動揺を修正し安定を保つ彎曲艙骨ビルジ・キイルの装置、上下の各甲板を貫いて一流ホテルや百貨店に見るような金色燦然たる昇降機が通じ、図書館
運命のSOS (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
船底の龍骨キールとの定着、左舷右舷からドツクの石壁にわたしてかける巨大なつツかい棒である横木の配備、また作業足場の架設など、血まなこな突貫作業ばかりであつた。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)