“竜骨”のいろいろな読み方と例文
旧字:龍骨
読み方割合
キール50.0%
りゅうこつ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして閉じられた渠中の海水が電力で排水され尽し、巨大な船底が竜骨キール台に坐るまで約三、四時間はたッぷりかかる。
それからやっと退いていっている水の縁のところまで来たので、少し水の中へ入って行って、多少力を出して機敏に革舟を竜骨キールのところを下にして水面に浮べた。
「もちろんです、総監閣下。メリー号の竜骨りゅうこつをつかむためには、ももひろの底へもぐってもいいと思っています」
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
御殿のいちばんの高殿たかどのには、おつむりに銀のかんむりをのせたおばあさまが立っていらしって、はやいうしおの流れをすかして、じいっとこちらの船の竜骨りゅうこつをみ上げておいでになるようです。