“竜骨車”の解説
竜骨車(りゅうこつしゃ)は、農業用水を低地の用水路から汲み上げ、高地の水田に灌漑せしめる木製の揚水機。中国で発明されたとされ、日本にも伝来した。その形状が竜の骨格に似るところからの命名。
水樋の中で、数多くの板を取り付けた無限軌道を回転させ、樋内の用水を掻きあげる。無限軌道は、上下2個の車輪で回転させるが、うち上端の1個の車輪を2人が相対して踏み、回転させる。
高度な発明品であり、大蔵永常の「農業便利論」では足踏み式揚水機(踏車と呼ぶ)が普及する以前に諸国一般的に使用されたとある一方、「農具便利論と大蔵永常」では破損しやすく使用に難があり、広く普及することがなかったともしている。
(出典:Wikipedia)
水樋の中で、数多くの板を取り付けた無限軌道を回転させ、樋内の用水を掻きあげる。無限軌道は、上下2個の車輪で回転させるが、うち上端の1個の車輪を2人が相対して踏み、回転させる。
高度な発明品であり、大蔵永常の「農業便利論」では足踏み式揚水機(踏車と呼ぶ)が普及する以前に諸国一般的に使用されたとある一方、「農具便利論と大蔵永常」では破損しやすく使用に難があり、広く普及することがなかったともしている。
(出典:Wikipedia)