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笈摺
ふりがな文庫
“笈摺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おいずる
50.0%
おいずり
20.8%
おひずる
12.5%
おひずり
12.5%
おひづる
4.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おいずる
(逆引き)
その声は、お雪に違いありませんが、その姿は、純白な笠に、純白の
笈摺
(
おいずる
)
に、そうして銀のような
柄杓
(
ひしゃく
)
を携えた巡礼姿であります。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
笈摺(おいずる)の例文をもっと
(12作品)
見る
おいずり
(逆引き)
と二人が声を揃えて怒鳴り付けるうちに一作が、女の襟首へ手をかけると、古びた
笈摺
(
おいずり
)
の
背縫
(
せぬい
)
と
脇縫
(
わきぬい
)
が、同時にビリビリと引離れかかった。
笑う唖女
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
笈摺(おいずり)の例文をもっと
(5作品)
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おひずる
(逆引き)
相※に召捕べしと申渡し彼紀州より
持
(
もち
)
來りし
笈摺
(
おひずる
)
には紀州名草郡平野村
感應院
(
かんおうゐん
)
の弟子寶澤十四歳と記し所々
血汐
(
ちしほ
)
に
染
(
そめ
)
し品々を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
笈摺(おひずる)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
おひずり
(逆引き)
引たりける此時は天一坊は既に玄關迄來りしが向の
壁
(
かべ
)
に懸し
笈摺
(
おひずり
)
を見て
偵
(
さすが
)
大膽不敵の天一坊なれど
慄然
(
ぞつ
)
と身の毛よだち思はず二足三足跡へ
退
(
しりぞ
)
くを見て取越前守大音に寶澤待と聲を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
笈摺(おひずり)の例文をもっと
(3作品)
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おひづる
(逆引き)
先年某濱奉行
勤役中
(
きんやくちう
)
にて
笈摺
(
おひづる
)
笠
(
かさ
)
衣類は
缺所藏
(
けつしよぐら
)
の二階の
隅
(
すみ
)
へ上置候へば
當時
(
たうじ
)
の濱奉行
淺山
(
あさやま
)
權
(
ごん
)
九郎へ申談じ差上申べしと
其旨
(
そのむね
)
濱奉行へ
申達
(
しんだつ
)
し右の品々を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
笈摺(おひづる)の例文をもっと
(1作品)
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笈
漢検準1級
部首:⽵
10画
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
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