トップ
>
笈摺
>
おひずる
ふりがな文庫
“
笈摺
(
おひずる
)” の例文
相※に召捕べしと申渡し彼紀州より
持
(
もち
)
來りし
笈摺
(
おひずる
)
には紀州名草郡平野村
感應院
(
かんおうゐん
)
の弟子寶澤十四歳と記し所々
血汐
(
ちしほ
)
に
染
(
そめ
)
し品々を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
笠ははね飛ばされて、
月代
(
さかやき
)
の青い地頭が出て居りますが、白粉を塗つて、引眉毛、眼張りまで入れ、手甲、脚絆から、
笈摺
(
おひずる
)
まで、芝居の巡禮をそのまゝ、此上もない念入りの
扮裝
(
こしらへ
)
です。
銭形平次捕物控:063 花見の仇討
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
笈摺
(
おひずる
)
へ、薄ら花ちるうららかさ。
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
足早
(
あしばや
)
に立去しは
恐
(
おそろ
)
しくもまた
巧
(
たく
)
みなる
企
(
くはだ
)
てなり稍五ツ時頃に
獵師
(
れふし
)
の傳九郎といふが
見付
(
みつけ
)
取散せし
笈摺
(
おひずる
)
并に
菅笠
(
すげがさ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
初旅
(
はつたび
)
や
笈摺
(
おひずる
)
すがた
鈴
(
すず
)
ふりて
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
出し
桐棒駕籠
(
きりぼうかご
)
二
挺
(
ちやう
)
には次右衞門三五郎
打乘
(
うちのり
)
宿駕籠
(
やどかご
)
二挺には見知人甚左衞門善助の兩人
打乘
(
うちのり
)
笈摺
(
おひずる
)
衣類
(
いるゐ
)
の
證據
(
しようこ
)
に成べき品々は
駕籠
(
かご
)
の上に付紀州和歌山を
出立
(
しゆつたつ
)
なし
田丸越
(
たまるごえ
)
をぞ急ぎける
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
笈
漢検準1級
部首:⽵
10画
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
“笈摺”で始まる語句
笈摺草紙