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扮裝
ふりがな文庫
“扮裝”のいろいろな読み方と例文
新字:
扮装
読み方
割合
いでたち
30.0%
なり
25.0%
おつくり
15.0%
いでた
10.0%
みなり
10.0%
こしらへ
5.0%
ふんさう
5.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いでたち
(逆引き)
思はず、今入つて來た入口の方へ眼を移すと、
暖簾
(
のれん
)
の間から、鉢卷、
襷
(
たすき
)
と言つた
扮裝
(
いでたち
)
の人間が、押し重つて覗いて居るではありませんか。
銭形平次捕物控:027 幻の民五郎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
扮裝(いでたち)の例文をもっと
(6作品)
見る
なり
(逆引き)
一つフロツクコートで
患者
(
くわんじや
)
も
受
(
う
)
け、
食事
(
しよくじ
)
もし、
客
(
きやく
)
にも
行
(
ゆ
)
く。
然
(
しか
)
し
其
(
そ
)
れは
彼
(
かれ
)
が
吝嗇
(
りんしよく
)
なるのではなく、
扮裝
(
なり
)
などには
全
(
まつた
)
く
無頓着
(
むとんぢやく
)
なのに
由
(
よ
)
るのである。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
扮裝(なり)の例文をもっと
(5作品)
見る
おつくり
(逆引き)
いま、歌舞伎劇などで、下町娘の代表になつてゐる
扮裝
(
おつくり
)
は、白子屋お熊や、八百屋お七であるが、あれは丁度その眞中をいつてゐる好みだといへる。
下町娘
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
扮裝(おつくり)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
いでた
(逆引き)
行親 天下やうやく定まりしとは申せども、平家の殘黨ほろび
殲
(
つく
)
さず。且は函根より西の
山路
(
やまぢ
)
に、盜賊ども徘徊する由きこえましたれば、
路次
(
ろじ
)
の用心として斯樣にいかめしう
扮裝
(
いでた
)
ち申した。
修禅寺物語
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
扮裝(いでた)の例文をもっと
(2作品)
見る
みなり
(逆引き)
職員室には、十人許りの男女——何れも穢ない
扮裝
(
みなり
)
をした百姓達が、物に
怖
(
おび
)
えた樣にキョロ/\してゐる尋常科の新入生を、一人づゝ伴れて來てゐた。
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
扮裝(みなり)の例文をもっと
(2作品)
見る
こしらへ
(逆引き)
良助は山へ行つた時刻が騷ぎの後だし、虚無僧の
扮裝
(
こしらへ
)
を隱しやうは無い、その上身體が小さい。倉松は皆なと一緒に馬道から來て居る。
銭形平次捕物控:063 花見の仇討
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
扮裝(こしらへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ふんさう
(逆引き)
そこで
茸
(
きのこ
)
の
扮裝
(
ふんさう
)
は、
縞
(
しま
)
の
着附
(
きつけ
)
、
括袴
(
くゝりばかま
)
、
腰帶
(
こしおび
)
、
脚絆
(
きやはん
)
で、
見徳
(
けんとく
)
、
嘯吹
(
うそぶき
)
、
上髯
(
うはひげ
)
の
面
(
めん
)
を
被
(
かぶ
)
る。その
傘
(
かさ
)
の
逸
(
いち
)
もつが、
鬼頭巾
(
おにづきん
)
で
武惡
(
ぶあく
)
の
面
(
めん
)
ださうである。
岩茸
(
いはたけ
)
、
灰茸
(
はひたけ
)
、
鳶茸
(
とびたけ
)
、
坊主茸
(
ばうずたけ
)
の
類
(
たぐひ
)
であらう。
くさびら
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
扮裝(ふんさう)の例文をもっと
(1作品)
見る
扮
漢検準1級
部首:⼿
7画
裝
部首:⾐
13画
“扮”で始まる語句
扮装
扮
扮粧
扮飾
扮本
扮装姿
扮装振
扮装術
扮装形容
“扮裝”のふりがなが多い著者
ニコライ・ゴーゴリ
江見水蔭
泉鏡太郎
石川啄木
アントン・チェーホフ
樋口一葉
長谷川時雨
長塚節
泉鏡花
岡本綺堂