扮裝こしらへ)” の例文
新字:扮装
良助は山へ行つた時刻が騷ぎの後だし、虚無僧の扮裝こしらへを隱しやうは無い、その上身體が小さい。倉松は皆なと一緒に馬道から來て居る。
「このお振袖ぢや、馬道は歩けません。扮裝こしらへは風呂敷包にして、王子の佐野屋で着換へました」
笠ははね飛ばされて、月代さかやきの青い地頭が出て居りますが、白粉を塗つて、引眉毛、眼張りまで入れ、手甲、脚絆から、笈摺おひずるまで、芝居の巡禮をそのまゝ、此上もない念入りの扮裝こしらへです。