“殲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つく60.0%
ころ20.0%
ほろぼ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行親 天下やうやく定まりしとは申せども、平家の殘黨ほろびつくさず。且は函根より西の山路やまぢに、盜賊ども徘徊する由きこえましたれば、路次ろじの用心として斯樣にいかめしう扮裝いでたち申した。
修禅寺物語 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
ブハワバール市を侵しおよそ四百人をころし、住民逃げ散じて市ために数年間空虚となったとクルックの『西北印度諸州篇ゼ・ノース・ウエスターン・プロヴインセス・オブ・インジア
ただし『五雑俎』に明の名将威継光が数百の猴に鉄砲を打たせて倭寇わこうほろぼしたとか、三輪環君の『伝説の朝鮮』一七六頁が、楊鎬が猿の騎兵で日本勢を全敗せしめたなど見ゆるは全くの小説だ。