扮裝おつくり)” の例文
新字:扮装
いま、歌舞伎劇などで、下町娘の代表になつてゐる扮裝おつくりは、白子屋お熊や、八百屋お七であるが、あれは丁度その眞中をいつてゐる好みだといへる。
下町娘 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
としはゞ二十六、おくざきはなこづゑにしぼむころなれど、扮裝おつくりのよきと天然てんねんうつくしきと二つあはせて五つほどはわかられぬるとくせう、お子樣こさまなきゆゑ髮結かみゆひとめひしが、あらばいさゝか沈着おちつくべし
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
やつて見なければ分らないといふ失敗を、繰返してばかりゐるやうな扮裝おつくりを多く見かける。
夏の女 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)