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初旅
ふりがな文庫
“初旅”の読み方と例文
読み方
割合
はつたび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はつたび
(逆引き)
やがて
父
(
とう
)
さんは
伯父
(
をぢ
)
さんの
後
(
あと
)
に
附
(
つ
)
いて、めづらしい
初旅
(
はつたび
)
に
上
(
のぼ
)
りました。
父
(
とう
)
さんが
歩
(
ある
)
いて
行
(
ゆ
)
く
道
(
みち
)
を
木曽路
(
きそぢ
)
とも、
木曾街道
(
きそかいだう
)
ともいふ
道
(
みち
)
でした。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
その後古社寺保存会の用件で、私は幾度奈良京都に出張したか知れませんが、この
初旅
(
はつたび
)
の時が一番正直に見て来ております。
幕末維新懐古談:66 奈良見物に行ったことのはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
前途
(
ゆくて
)
に
金色
(
こんじき
)
の日の輝く思ひの、都をさしての旅ながら、
恁
(
かか
)
る
山家
(
やまが
)
は
初旅
(
はつたび
)
で、
旅籠屋
(
はたごや
)
へあらはれる按摩の事は、古い物語で読んだばかりの沢は、つく/″\とものの
哀
(
あわれ
)
を感じた。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
初旅(はつたび)の例文をもっと
(4作品)
見る
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
旅
常用漢字
小3
部首:⽅
10画
“初”で始まる語句
初
初心
初々
初手
初夏
初春
初陣
初秋
初午
初旬
“初旅”のふりがなが多い著者
島崎藤村
北原白秋
高村光雲
泉鏡花