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打乘
ふりがな文庫
“打乘”のいろいろな読み方と例文
新字:
打乗
読み方
割合
うちの
66.7%
うちのり
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちの
(逆引き)
一日
(
あるひ
)
の
事
(
こと
)
で、十八九の
一人
(
ひとり
)
の
少年
(
せうねん
)
、
馬
(
うま
)
に
打乘
(
うちの
)
り、
荷鞍
(
にぐら
)
に
着
(
つ
)
けた
皮袋
(
かはぶくろ
)
に、
銀貨
(
ぎんくわ
)
をざく/\と
鳴
(
なら
)
して
來
(
き
)
て、
店頭
(
みせさき
)
へ
翻然
(
ひらり
)
と
降
(
お
)
り、さて
人參
(
にんじん
)
を
買
(
か
)
はうと
云
(
い
)
ふ。
人参
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
恁
(
か
)
くて
又
(
また
)
一
週間
(
しうかん
)
を
過
(
す
)
ぎ、
遂
(
つひ
)
にミハイル、アウエリヤヌヰチと
共
(
とも
)
に
郵便
(
いうびん
)
の
旅馬車
(
たびばしや
)
に
打乘
(
うちの
)
り、
近
(
ちか
)
き
鐵道
(
てつだう
)
のステーシヨンを
差
(
さ
)
して、
旅行
(
りよかう
)
にと
出掛
(
でか
)
けたのである。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
打乘(うちの)の例文をもっと
(2作品)
見る
うちのり
(逆引き)
以て親と思ふの
孝心
(
かうしん
)
一
途
(
づ
)
に
潔
(
いさぎ
)
よく母に
暇乞
(
いとまごひ
)
なし五兩の金を路用にと懷中して其夜は十三
里
(
り
)
淀川
(
よどがは
)
の船に
打乘
(
うちのり
)
一日も早くと江戸へぞ
下
(
くだ
)
りける
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
致され
恐入
(
おそれいつ
)
て
退出
(
たいしゆつ
)
せらる跡より大目附土屋六郎兵衞
下馬
(
げば
)
より
駕籠
(
かご
)
に
打乘
(
うちのり
)
御徒士目附
(
おかちめつけ
)
御小人目附
(
おこびとめつけ
)
警固
(
けいご
)
して越前守を數寄屋橋内の御役宅へ送られ土屋六郎兵衞より
閉門
(
へいもん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
打乘(うちのり)の例文をもっと
(1作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
乘
部首:⼃
10画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀
検索の候補
乘打
“打乘”のふりがなが多い著者
作者不詳
アントン・チェーホフ
泉鏡太郎
泉鏡花