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打乘
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うちのり
ふりがな文庫
“
打乘
(
うちのり
)” の例文
新字:
打乗
以て親と思ふの
孝心
(
かうしん
)
一
途
(
づ
)
に
潔
(
いさぎ
)
よく母に
暇乞
(
いとまごひ
)
なし五兩の金を路用にと懷中して其夜は十三
里
(
り
)
淀川
(
よどがは
)
の船に
打乘
(
うちのり
)
一日も早くと江戸へぞ
下
(
くだ
)
りける
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
致され
恐入
(
おそれいつ
)
て
退出
(
たいしゆつ
)
せらる跡より大目附土屋六郎兵衞
下馬
(
げば
)
より
駕籠
(
かご
)
に
打乘
(
うちのり
)
御徒士目附
(
おかちめつけ
)
御小人目附
(
おこびとめつけ
)
警固
(
けいご
)
して越前守を數寄屋橋内の御役宅へ送られ土屋六郎兵衞より
閉門
(
へいもん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
守るなと
委細
(
ゐさい
)
に申付られしかば次右衞門三五郎の兩人は
主命
(
しゆめい
)
畏
(
かしこま
)
り奉つると早速
先
(
まづ
)
觸
(
ふれ
)
を出し直樣桐棒駕籠に
打乘
(
うちのり
)
白布にて鉢卷と腹卷をなし品川
宿
(
じゆく
)
より道中駕籠一挺に人足廿三人を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
乘
部首:⼃
10画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀