“うちの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
良人44.4%
打乘22.2%
内君11.1%
内野11.1%
打乗11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あの、お前さんたち、感違えをしちゃあ困りますよ。あたしゃこの先のおたなのもので、あれ、あそこへ良人うちのが迎えに出てるじゃありませんか」
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
くてまた週間しうかんぎ、つひにミハイル、アウエリヤヌヰチととも郵便いうびん旅馬車たびばしや打乘うちのり、ちか鐵道てつだうのステーシヨンをして、旅行りよかうにと出掛でかけたのである。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「おまえもとんだ苦労性だよ。ひとのことよりは、早くかえって、内君うちのでもよろこばしておやんな」
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一面は内野うちのから、一面は高野川、加茂川原づたいに、洛中を焼きたて、市街戦に入ることも何十度。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かくてまた一週間しゅうかんぎ、ついにミハイル、アウエリヤヌイチととも郵便ゆうびん旅馬車たびばしゃ打乗うちのり、ちか鉄道てつどうのステーションをして、旅行りょこうにと出掛でかけたのである。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)